【幻想狂詩曲】~物語~
こんばんは、いずみです。
今日も日中は汗ばむ暑さでしたが…それでも少し和らぎましたね。
陽が落ちると、心地よい涼しさにほっとします。
さてさて、今日は【幻想狂詩曲~イリュージョン・ラプソディー~】の物語についてお話ししたいと思います。
むかし、むかし…と、言っても、今、私たちが住んでいる場所や時間とは全く異なる世界での物語…とある魔法使いがうさぎをお供にとある国の王様のもとで働いておりました。
魔法が恐れられている世界ではありましたが、王様にとっては好都合な存在。
そこで、何不自由なく暮らしておりましたが、ひょんなことをきっかけに、魔法使いはその力で愛する人を死に追いやってしまいます。
勿論、不慮の事故のようなものですが、魔法使いは自分を責め、その魔法の力を封印して王国を去ります。
行く宛もなくさ迷い続け、行き着いたのはとあるサーカス団でした。
そのサーカスは出入り自由。
来るものは拒まず、去るものはそっと見送るようなところでした。
人情味溢れるサーカスの団長に気に入られ、魔法使いはマジシャンとして、そのサーカスで働き始めます。
華やかな舞台の上を生きるサーカスの面々も、裏では深い哀しみや傷を背負うもの、はぐれものであったり、世間から背を向けられたもの、自己を追い求めるものなど、生きざまは様々。
そんなサーカスの中で働くうちに、魔法使いも段々と生きる力を取り戻していきます。
ある日のこと、それは酷いどしゃ降りの日でした。
一人の可憐な少女がサーカスに転がり込んできます。
ひどく怯えた様子の少女は訳有りの様子でしたが、サーカスはその少女を受け入れます。
初めは自分に自信がなく、消極的だった少女も、魔法使いやサーカスの団員に励まされ、少しずつその才能を開花せていきます。
少女がサーカスに溶け込むうちに、魔法使いと少女の間にも芽生えるものがあるような…ないような。
ところが、幸せな時間に忍び寄る妖しげな人影。
そのもの達の狙いとは
少女の本当の正体とは
魔法使いは再びその魔法の力を使うときが訪れるのか…
個性豊かなキャラクターと、刺激的な音楽を奏でるバンドメンバーによる生演奏、驚きと興奮のマジックイリュージョン。
その結末に、きっと胸が熱くなるはず。
是非、目撃にお越しください。
IZUMI