IZUMIのお芝居経歴②
人生に転機というものがあるとしたら、間違いなくこの時が大きな節目だと思っているのですが・・・
【姉さんの ヰタ・セクスアリス】
【アスタマニャーナ】もそうでしたが、闇色鍵盤さんにまたしても声を掛けていただきました。
ヨーコさんが”ミナトノヨーコプレゼンツ”なるものを企画されていて、ヨーコさんの挑戦として10の演目を演出するというコンセプトでした。
この時は、いかに短い期間で仕上げるか!がテーマ(?)だったらしく、本当に一か月も稽古をしなかった気がします。
時間としては短かったですが、ヨーコさんと闇色鍵盤さん、そしてのりこさんと4人で濃い時間を過ごさせていただいたなあと思っています。
この演目をきっかけに、のりこさんと仲が深まり、いっしょにご飯を食べに行ったり、相談に乗ってもらったりするようになりました。
闇色鍵盤さんとの出会いはまた、別ブログで書くこともあるかと思うのですが、何せ、闇色鍵盤さんのピアノの音色がとても好きです。
歌も、癖になってしまいますね。
ただ、ヨーコさんとはお近づきにはなれましたが、わたしの中ではまだ、雲の上の人みたいに思っていて、そんな気やすく声なんて掛けられない存在でした。
その後、イカロスの森の大黒柱だったいっぽんどっこさんこと、みきさんが病気を患い、旅立たれるという哀しい出来事があり・・・本当はみきさんがお元気な時に何か公演を打ちたかったのですが、それも叶わず・・・
ただ、みきさんがお元気だった時に
「わたしはあのひとの芝居してる姿がめちゃくちゃかっこよくて大好きやねん」
と、嬉しそうに話してくださった思いを受けて、二ノ宮さんが主役のお芝居を打ちたいと思い、のりこさんに相談しました。
のりこさんに、相談に乗ってもらっていくうちに、ヨーコさんに演出頼んでみよう!大丈夫!と、言ってもらい、ヨーコさんが別のプロジェクトでお忙しい中、稽古帰りに蒸し料理ひのきさんに来られるという情報を掴み、待ち伏せして(笑)のりこさんの見守る中、学校の裏に呼び出し、告白する女子学生の気持ちで(経験はありませんが)演出をお願いしたのを覚えています。
その時のヨーコさんはみきさんの件や、演出中の芝居のことでいろんな思いを抱えていて、決して余裕はなかったと思うのですが、それでも、快いお返事をしてくださいました。
そうして、上演の運びとなったのが・・・【ラ・ヴィータ】です。
ラ・ヴィータではさらに多くの人と関りを持ち、あたたかい時間を過ごしました。
そして、次の年は吉田奈津子さんに声を掛けていただき【花、匂うがごとく】の朗読に参加させていただいたり、ヨーコさんといっしょに怪談をしたり、武谷さんにお声掛けをいただき【キン・ドン・カン】に出演したり・・・
そして、そして!!!
この【ラ・ヴィータ】にて、Tomazさんと知り合い、マジックのアシスタントをすることになるのです!!!!
2017年は怒涛の一年でした。
2018年は1年かけて、ヨーコさん演出の元、小堀さんと共に【背中から40分】という、これまた、大変な経験をさせていただき・・・
そして、今年、2019年!!
7月に武谷さん演出【ももからうまれたももたろう】にて、初の不条理劇に出演し、この11月上演の【幻想狂詩曲】プロジェクトに参加しているわけです。
12月にも不条理劇に出演しますが、それについてはまた今度詳しくお話ししたいです。
そんなわけで、いずみのどうでもいい、演劇キャリアのお話でしたが、続きましてはこのマジックアシスタントに至るまでを面白おかしく・・・もとい、詳しく綴りたいなと思います。
よかったら御暇つぶしにどうぞ。
長々と失礼しました。
楽しい3連休を!!
3連休じゃない方も、心穏やかに過ごせますように。
台風近づいているので、お気を付け下さいね。
IZUMI