こんにちは、いずみです。
昨日、職場の行事が無事に終わりまして・・・
夜は、久しぶりのイカロスの森に向かい、スミレ座公演を観に行きました。
スミレ座はなんと、10周年を迎えられたということで記念にスミレ座のロゴと、今回の出演者メンバーの似顔絵をプリントしたお煎餅を販売されてました。
お酒を買うと一枚ついてくるということで、何か月ぶり(?)かにビールを飲みました。
折角なので、もう一枚お煎餅を買って・・・
食べるのがもったいないので、2枚はしばらくの観賞用(時が来たら食す・・・)そして今、食べたいのでもう一缶ビールを買って一枚食べてみました。
エビの味がして、とってもおいしい!
もしも、機会がありましたら、是非ぜひお求めください!!
そして、いい感じに酔いが回って、自分の行事が終わったこととスミレ座さんの公演の余韻で幸せな気持ちのまま眠りについたら・・・
目が覚めたら10時でした(笑)
良く寝ました。
と言うわけで、昨日、勢いで感想を書いてもよかったのですが、フラフラの頭だと何を言い出すのかわからなかったので、今、思い出しながら綴りたいと思います。
初めてスミレ座さんの公演を観た時は、これは・・・いったい・・・・
と、今までの自分の舞台と言う概念が吹き飛び、物凄い衝撃を受けました。
台詞はない・・・音楽もメロディと言うよりはリズム重視と言えばよいのか・・・
踊りなのか、動きなのか、そこに何か意味が込められているのか・・・
何が何だかわからないまま始まり、終わり・・・
茫然として帰宅するも、妙にずーっと心に残る公演でした。
それから、何回か佐和子さんに案内を頂き、足を運び・・・
やっぱりわからないんだけど、でも、おもしろい。
特に決まりはないのでしょうが、そのうち、朗読が入ったり、セリフ・・・のような言葉の応酬があったり、パフォーマンスも増え、よくわからないけど、目が離せない。
菫さんも、初めて拝見した時は、かわいらしいおばあちゃんだなあと思っていて、そのうち、あれ・・・違うのかな・・・
そして、いつかの公演で初めて菫さんが佐和子さんと糸電話で会話しているのを見て、菫さんの声を聴いたわけですが・・・やっぱりわからない・・・
それは、菫さんが上着を脱ぐまで曖昧でありました(笑)
でも、いいんです。
性別なんてたいして重要なものではないのですから。
毎回、観るごとに、菫さんの動きがどんどん複雑化していく気がします。
そこまで動くのか、そんなにしなやかになれるのか、美しくも醜くも、千変万化とはこのことかもしれないと感じました。
菫さんのことを男らしいと感じることもありますし、大抵はかわいらしいのですが、やっぱりきれいだなあと思います。
そして、木村佐和子さん。
やっぱり、佐和子さんの動きはとっても美しいです。
佐和子さんを見てると、こんなに小さくなったり大きくなったりすることが出来るんだなあと人体の不思議を感じます。
今でも、記憶に残っていますが、佐和子さんが黒い傘を持って踊っているところや、蝶々をテープに貼っていくというその動きだったり、ほんの些細な瞬間の動きがとても絵になるなと思います。
そして、言葉を伝えるということに佐和子さんの右に出るものはいないのではと感じます。
あと、佐和子さんのお茶目さも好き。
エプロンつけて、ほうきと塵取り持ってきたときは笑ってしまいましたが、あんなにおかしいのに、全然干渉しないのがすごい。
照明さんとのアドリブもすごいなと思いました。あんな機転はわたしには難しい!
佐和さんの動きも、凛としていて好きです。
首や手足が長いんだなあと思ってみてました。
フォルムが美しいっていいですね。
今回はアコーディオンもあって、華やかでした。
コントラバスの音の響きも好きです。スミレ座さんと言えば、コントラバスだなと思います。
舞台美術も映像も素晴らしくて、今回、本当に舞踏会へ続く階段があらわれましたものね。
すごい・・・
そして、6体のお人形!!
Tomazさん、吉本千穂さん、ぺっぺさん、夏女さん、闇色鍵盤さん、のりまきのりこさん!!
一週間であそこまで作ったのかと驚きましたが、菫さんにゲネがボロボロだったと裏話を聞いてさらにびっくりしました。
ちゃんと、動きそろってた!!!ちょっと個体に個性はあったけど、素敵なお人形でした。
いいアクセント♡
終演後、中打ち上げのようにみんなでわいわいしている光景をみて、響さんが「いつ見てもこういう光景はええなあ」と、言ってましたが、本当にそうだと思います。
みんなでひとつのものをつくる。
掛け替えのない宝物になる時間です。
スミレ座さんの盛沢山ながらも調和のとれたステージ。
ご覧になられた方は運がいい!
わたしも、また、がんばって参ります。
お世話になっている、薺さんがパリに行かれ、わたしにまでお土産をくださいました。
お洒落!!!!
丁度、コンパクトが欲しいと思っていたので、大切に使わせていただきます。
IZUMI