こんばんは、いずみです。
今日はお仕事半分、午後はゆっくりしておりました。
22日、23日は大阪公演でした。
初めての大阪、初めての平日公演、初めての座組と初めて尽くしでしたが、楽しく過ごさせていただきました。
会場は天王寺の近く”OVAL THEATER”でした。
遅れて到着し、扉を開けたら既にセットは組まれていました。
照明の仕込みの真っ最中。
スミレ座さんでよくお見掛けする、じゅんいちさんが黙々と作業されてました。
と言うか、殆どスミレ座さんでお見掛けする、精鋭スタッフの方ばかりだったような・・・
おお、恐れ多い・・・ありがとうございました。
女中の待機場所も組まれてました。
シルエットが見えると聞いていたので、影が映るのかなと思っていたらばっちり丸見えでした(笑)
気が抜けないですね←なんで他人事なん
セットが組まれて、照明が入ると、魔法にかかった気分になります。
きゅっと気が引き締まります。
なんと、今回も生演奏・・・なんとも贅沢な空間です。
お芝居と生演奏と映像と・・・すごい組み合わせです。
一日目は雨がシトシト降り注ぐ寒い日にも関わらず、たくさんのお客さんが来て下さっていました。
緊張感が犇めいていて、固く苦しく重たい公演でしたが、それでも、観てくださった方々は労いのあたたかい言葉をたくさん掛けてくださいました。
音が出ないハプニングとか、女中が出なかったりとか・・・いろいろありましたが・・・
本当に、細かな動き、一足一投手まで見られていて、驚くような恥ずかしいような、いえいえ、ありがたかったです。
そして、一夜明けまして・・・二日目。
二日目は、写真家の秋久さんからの差し入れと共にスタートしました。
見た目もかわいらしく、味も上品!
ほっこりと嬉しい気持ちになりました。
秋久さんがフェイスブックで『狂気が足りない・・・』
と、呟いておられて、わたしの女中としての狂気はどこだろうかとふと考えさせられました。
自分の役どころを何となく感覚で捉え、演出の方に導かれるまま舞台に上がってしまった初日・・・
二日目は自分自身と女中とが向き合わねばと思いました。
そうそう、今回、生演奏で音との戦いでもありまして、一日目のゲネの時に声を張り上げたら喉が潰れそうになり、慌ててのど飴を買いに走りました(笑)
お掃除中の玉置さん。
ゲネが終わったら、公演本番に向けて誰よりも素早く準備に入り、本番が終わったらこっそりと撤収作業に移っておられてました。
舞台監督を務め、時には演出もしてくださり、頼もしかったです。
二日目は、昨日の緊張も抜け、違う側面がお見せできたのではないかなと思います。
平日でしたが、お客さんもたくさん来てくださって、あたたかい言葉もまた、過分に頂き、とても嬉しかったです。
終演後に来てくださったお客様も交えて、お酒を飲むというスタイルは初めての体験だったのですが、知り合いが殆ど居ない状態にも関わらず、とても気さくにお声がけしていただき正直びっくりしましたが、大阪の人情味あるあたたかさを感じました。
面白かったと感じていただけたら幸いですが・・・
本当にありがとうございました。
今週末、神戸のイカロスの森での公演が控えているので、詳細の感想や共演、キャスト、スタッフの方への感謝の気持ちはまだ取っておこうと思いますが、今回繋がることが出来た皆様に心からお礼を申し上げたいです。
本当にありがとうございます。
神戸でもよろしくお願い致します!
2019年12月28日(土)19時開演
in イカロスの森(神戸/灘)
前売3000円 当日3500円
【茨木童子Presents イヨネスコ生誕110年記念公演
異聞『授業』~いうほどのことはない~】
まだまだ、お席は空いておりますので、もしもご都合よろしければ年末のお忙しい時期ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
IZUMI