卒園式
こんばんは、いずみです。
昨日、無事に卒園式が終了しました。
予定よりも大分遅れてのお式で、内容も短縮されたものでした。
練習の時から周りの人に言われていたのですが、
「先生、クールだね。」
と言うことで、まったくわたしは表情にも声のトーンにも変化はなく、淡々としたもので、泣き出す、涙ぐむということが一切ありませんでした。
実際、式をきちんと進めなくては、と言うことで精一杯だったということ、おしまいという実感が湧かなかったというものがあります。
わたしがそんなだからか、練習中の子どもたちもいつも通りで変わりなく、にこにこ明るいものでした。
ただ、当日子どもたちと保護者に挨拶をしなくてはならず、その言葉をきちんと言えるのかなと言う不安はありました。
そのため、前日、さわりだけ少し話をしたんですね、そしたら・・・
子どもたち大号泣(笑)
まさかの涙涙になりました。
いやー・・・当日まで取っておけばよかったです(笑)
子どもたちに耐性が付いたのか、当日は誰も泣くことなく、でも、笑顔いっぱいの卒園式でした。
私自身も・・・泣かなかったですね・・・
泣くことだけが感動のバロメーターではないと思いますが・・・
ただ、最後に保護者と子どもたちからお花や歌のプレゼントがありまして、
その時、いつも助けてくれていたM先生にも保護者の方々がお花を用意してくださって、渡している様子を見て、よかった、わたしだけじゃなかった、そうだ、みんなでがんばってきたんじゃないかということで、その瞬間だけちょっぴりホロっとしました。
最後にみんな一人ひとりが挨拶してくれて、感謝の気持ちまで伝えてくださり、そんなに言ってもらえるほどできただろうか、もっとできたんじゃないだろうかと思いながらも、嬉しかったです。
頂いたお花たち・・・とても大きな花束で両手いっぱいになりました。
わたしのイメージで作ってくださったとのことでしたが・・・こんなに華やかで、なんだか気恥ずかしいです。
そんなこんなで、にこにこ笑顔のとっても良いお式となりました。
・・・が、
帰宅して、寝室に置いてあるお気に入りのクッションをぎゅーっと抱いて、自分で自分に
「あー、無事に終わったー、がんばったぞ、わたしー・・・」
と、呟いた瞬間、ぐーっと込み上げてきて、ほろほろ~と涙が零れました。
気を抜いたら無意識にせき止めていたものが溢れてしまったみたいです。
5歳児担任。
良い経験となりました。
来年度はどうなるかわかりませんが、がんばっていきます!
IZUMI