役者としての楽しみ
こんばんは、いずみです。
灘区にある、イカロスの森にて、主に役者として活動をしています。
役者として舞台に立つ時、密かに好きなのは…
「台詞はないけど、役としてそこに存在する」
という時間が好きです。
勿論、役としての台詞も好きだし、行動も好きなのですが、役としてただそこに立ってるとか座ってるとか、その場面の中で役として感じるのが面白いなあと思います。
自分の役が、何を考えてるのか、どんなことに反応するのか、泣くのか笑うのか怒るのかみたいなことを感じていると、役の中にもっと深く入れるような気がします。
役としてなのか、自分としてなのか曖昧な時もあるのですが、役の性格や感情を知っていくことで、こんな風に行動するかも!
こんな風に感じるかも!
そんなことを繰り返して少しずつ積み重ねて、修正していく作業が好きです。
三ノ宮イカロスの森での、最後の公演【アスタマナーニャ】では、人形役として出演していました。
待機場所がなかったと言うこともあったかと思うのですが、上演中は人形として舞台に座ってる時間がありました。
出来てたかどうかはわかりませんが、人形としてじっと座っていると言うことが妙に楽しかったです。
あと、入場の時にその人形として歩くということも、個性がつけられて楽しかったですね。
役として存在できる瞬間は貴重だなと思っているのですが、カーテンコールのあの一瞬の間が一番生きてることを実感しています。
来年上演予定の役では、台詞はないけど、役としてその場に居ることが多いので、少しでも役として生きられるようがんばりたいです!
IZUMI