IZUMI(いずみ)のブログ

神戸を中心に活動中。主に役者・マジックのアシスタントをしています。活動のお知らせや日常のブログを中心にお届けしています。

そう、きっとこれからも。

こんばんは、いずみです。

 

 

お芝居関係の方々と集まると、その方の仕事をするうえでのこだわりであったり、作品創りの上でどこを気にしているのかや、どこを大事にしているのか、役者であれば役作りについてや舞台上でのあれやこれやを話すこともあり、裏話を聞いているようで面白かったり、参考になったり、ただただ感心したりします。

時々、お褒めの言葉を頂いたり、アドバイスを頂いたりすることもあり、ありがたいなと感じます。

 

ちょっとは成長したかなと思っていたのですが、いや、自分はまだまだだなあといつも、思い知らされます。

 

時々、一体自分が何者なのかわからなくなってしまうことってないですか?

 

なぜ、ここにいるんだろう。

 

どうして、こんなことをしているんだろう。

 

いったい、わたしは誰なんだろう。

 

本当に、ほんの一瞬だけだけど。

 

家族といる自分、仕事をしている自分、役者である自分、役である自分、友だちといる時の自分、パートナーといる時の自分、仲間といる時の自分、全部ひとりの人間のはずなのに、今の私はどのわたしなんだろうかと思っておかしくなる時があります。

芯がしっかりしていたらぶれないし、戻ってこられると言われたことがありますが、わたしはきっとまだ迷っていることが多いのかもしれないです。

 

 

 

昨日の【栄養映画館】で、演出のミナトノヨーコさんが

 

「いや、わたしのせいやねん。まだまだ・・・まだいけたはず・・・

 わたしが甘いねん~」

 

と、悔しがっている姿を見た時、ああ、ヨーコさんでもそんな風に思うんだなと、ヨーコさんはくっそ~と思ってらっしゃるのに、その横でわたしもがんばろうと密かに励まされておりました。

 

そう、きっとわたしも、まだまだ。

もっと成長できる!

 

と言うことで、今日は久しぶりにたくさんブログを更新できました(笑)

 

また、明日から一歩ずつ進んでいきましょう~。

 

おやすみなさい☆

 

 

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IZUMI

佐和子の食卓?

こんばんは、いずみです。

 

気が付けば8月。

 

相も変わらずのコロナの影響で気をつけないといけないことは多いですが、できることを一歩ずつ。

また、色々とお知らせできる日が来ればいいなと思いますが、今は一歩ずつ。

 

 

 

昨日、公演後、唐突にぺっぺさんが

 

「いずみんとさわちゃんのせつこさんは・・・全然違うなあ」

 

と、物凄く真面目な顔で言われたのですが、佐和子さんのせつこさん・・・

実は、ちゃんと覚えていないのです。

覚えていないというと、失礼なのですが、そうでなくて、どう言ったら伝わるのか・・・

 

わたし、ぺっぺさんと佐和子さんの【背中から40分】を、見ているのです。

でも、これね・・・

すっごい辛かったんです。

佐和子さんのせつこさんの心情がぎゅーっと胸元に詰まって行って、

苦しくて苦しくて、そして、ぺっぺさんの相本も硬くて重たくて怖くって・・・

二ノ宮さんの女将姿や、ところどころ笑いもあったはずなのですが

佐和子さんのふっとした表情、哀し気な視線など、

ワンシーンワンシーンが写真のように記憶にはあるのですが

あまりに辛すぎて、記憶からすぽっと抜けているのです。

でも、最後、ものすごくあったかい気持ちになってほっとして、

光が射したような、やっと朝が来たような気持ちになったのは覚えていました。

 

実際、わたしもせつこさんを演じるうえでは、覚えていなかったからよかった部分もあったかもしれません。

勿論、佐和子さんのようになれるとは微塵も思っていませんが・・・

 

そして、佐和子さんと言えば、わたしはやはり【佐江子の食卓】ですね。

 

2回見ていますが、あれは・・・いいです。

大好きです。

 

わたしは、佐和子さんを舞台上で拝見して、特に繋がることもなく、

舞台上の勝手なイメージから、佐和子さんは厳しくて怖い人にちがいない!

と、思ってました。

そして、忘れられない三ノ宮イカロスのイカロス忘年会の時に、はじめて佐和子さんと少し会話することがあったのですが、その時、どうしても【さえこの食卓】がよかったことを伝えたくて・・・でも、緊張しすぎて、ものすごい上ずった声で

 

「あの!佐和子の食卓!よかったです!!」

 

と、伝えると、佐和子さんはにっこり笑って

 

ありがとう・・・

 

・・・さえこの食卓やね

 

「( ゚д゚)ハッ!」

 

と言うやり取りをしたことをすごく覚えています。

ええ、もう、平謝りでしたが、ずっと佐和子さんはニコニコしていて、やさしい人やなあなどと思っておりました。

 

その後、何回か舞台もご一緒させていただきましたが、舞台上での安心感と信頼感は半端ないです。

そして、普段の佐和子さんは穏やかで和やかでかわいらしい方ですね。

目上の方にかわいいなんて失礼かもしれませんが;;

 

また、舞台上でいろんな佐和子さんを見ることが出来たらと思っています。

 

 

IZUMI

栄養映画館

こんばんは!いずみです。

 

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今月、1日から2週にわたって、イカロスの森にて上演されました。

わたしは、スタッフとして名乗るのもおこがましい、大した働きなどはしておりませんが、稽古も含め、本番もこっそりと二ノ宮修生さんとぺっぺさんの勇士を間近で見させていただきました。

 

はじめての通しを見させていただいたときは、ぺっぺさん、面白いなー!

と言うものでした。

セリフ回し、表情、動き、ぺっぺさん、こんなこともできるんだなあと、コロコロ笑わせていただきました。

そして、ビデオ撮影を一度挟んで、再び稽古に訪れた時、

 

「二ノ宮さん、さすが!うまいなー!!」

 

と、今度は二ノ宮さんの立ち振る舞いに目が釘付けでした。

何が?と言われると、難しいのですが、二ノ宮さんがうまいのなんて当たり前だろ!という言葉も聞こえてきそうですが・・・

 

うーん・・・

 

舞台上の二ノ宮さんは、まさに監督そのものと言えばよいのか。

監督が監督としてそこにいる、とても自然な姿に見えました。

 

常々、演技とは、演じるということはどういうことかと考えては結論が出る前に熱が出そうな日々なのですが(笑)

 

二ノ宮さんの姿をして監督がそこで、活き活きと生きていたような気がします。

 

本番ギリギリまで追加の注文がミナトノヨーコさんから飛び出し、それを吸収し、表現する二ノ宮さんとぺっぺさん。

二ノ宮さんとぺっぺさんだったからこその監督と助監督だったなと思います。

 

とてもかっこよくて、面白い公演でした。

願わくば、多くの人に見ていただきたかった作品です。

 

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通し稽古を含め、幾度となく見ているはずなのに、何度見てもおかしくて、

なんなら、二ノ宮さんが一人で台詞を返している時も、

そこにはいないけど、ぺっぺさんの姿が私の中で勝手に蘇り、

面白くて笑ってしまいました。

どういうんやろうね・・・

飽きなかったね~。

 

そして、本番を知っているからこそ、稽古中にテイストが変わると

その変化すらおかしかったです(笑)

 

体力的にしんどいお芝居だったと思いますが、また、こんなふうに

必死なお二人の姿を今後も拝見出来たらと思います。

 

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そうそう、公演中に舞台美術の手直しをしてくださった井上さんも、

ありがとうございました!!

 

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巨大な巨大な・・・なにか・・・

 

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ミナトノヨーコさんの演出に登場する舞台装置、舞台美術はいつも驚くようなものばかりだなと思います☆

力が結集していて、いつも良い座組であると感じております。

お疲れさまでした。

 

そして、ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

IZUMI

服の趣向

こんばんは、いずみです。

 

先月、伸びに伸びた髪の毛をばっさーと切ったのですが・・・

 

短くなると服装の趣味が変わることに気が付きました(笑)

 

 

わたしはもともと、髪は短いのが定番で、パンツスタイルが多かったです。

小学生の時は男の子に交じって、男の子なのか女の子なのかよくわからない状態でした。

 

でも、保育所に通っていた時は髪も伸ばしていて、「お姫様になりたーい」なんて言ってたんですよ(笑)

服装も絶対ピンクが着たい!!と、姉とスカートを取り合い、戦に負けて、水色のスカートを履かされた時はめちゃくちゃ不満でした。

そうこうしているうちに、髪が長いからと親に切られてしまい、その時も切りたくないと相当抵抗しました。

でも、子ども時代に意見を聞いてもらえることもなく(苦笑)

しかも、散髪屋さんで切ったので、刈り上げられてしまい、鏡に映るそこにはお猿さんみたいな自分が居てショックでした。

それでも短い髪でもスカートを履いていたのですが、周囲には男の子と勘違いされ、「女の子なのに!!!!」と、とても落ち込みました。

 

何かで吹っ切れて、こんなに髪も短く刈り上げられて男の子に間違えられて、男の子みたいに扱われるんだったら、だったら男になってやるー!!!!なんて、思ったのかどうかは自分でもわかりませんが、小学生になってからはズボンスタイルに切り替えて「男の子ですがなにか?」みたいな振る舞いばかりしていました。

今でも、弟の友だちはお兄さんがいると思っている子もいるそうです。

 

中学生の時に、自分の中で自分は男の子と対等と思っていても、周囲がそうさせない状況に陥り、色々と問題も起こり、性別をはっきり明確にさせないといけないと感じました。

高校生時代は髪の毛を伸ばして、その時は太ももくらいまで長さがあって、セーラームーンって呼ばれてました(笑)

でも、服装はパンツスタイルでしたね。

男の子への憧れはやっぱりあったんじゃないかなあ。

 

大学生になって、再び髪を短くして・・・

演劇に再会し、メイクを学んでから、男にも女にもなれる!と、そこで再び感じました。

 

で、自分の中でなんの変化があったのか、30代になって、レースやフリルへの憧れが高まりました。

二ノ宮さんによく「いずみちゃんはファンタジーやなあ」と、言われましたが、そういう感じになりたかったんだと思います。

 

そして、再び今は髪が短いのですが、短くなった途端スカートへの執着がなくなりました。

「どうせこの髪型じゃ似合わないしね~」

と、言いましたが、似合う似合わないに関係なく、スカートを履いて可愛くしたいという気持ちが湧かなくなりました。

 

今、自分がそういう気分なんだろうな~と、思うのですが、自分のことを決めつけすぎず、その時、その時、自然にふるまいたいなあと思います。

 

今は、髪を短くしていますが、これからはまた再び伸ばしていく予定なので、経過を見守ってください(笑)

 

 

IZUMI

久しぶりのお出かけ

こんにちは、いずみです。

 

緊急事態宣言が解除されましたが、東京では再び感染拡大の兆しが見られますね。

第二波が来るかもしれないとは言われていましたが、また全国的に広がるようなことにはならないことを祈るばかりです。

 

空気感染はしないと言われているので(確定でいいかはわかりませんが)、徹底して手洗いうがい、消毒という感じで日々を過ごしています。

私自身は問題なくめっちゃ元気です。

映画も観に行きたいなあと思っています。

今、どの映画館も前後左右にお客さんを入れないんですね。

劇場もそういう動きが出てますよね。

コロナ対策のガイドラインが打ち出されたので、対応を守っていれば安全安心に公開していけるのかなと思いつつ・・・

まだまだ苦しい状況は続きますが、大切な場所を失わないために、行動していきたいです。

 

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お正月にプレゼントしてもらったギフトカードが期限切れちゃうなあと、慌てて滑り込んだスターバックス(笑)

 

半年以上ぶりでした。

 

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自粛期間中にひとつ歳を重ねました。

手作りのバースデーケーキは初めてで、すっごく嬉しかったです。

デコレーションにたけのこの里って、おもしろいですね。

そして、何気なく普段、たけのこの里を食べていましたが、今回生クリームと共に食べてみて、

 

「塩気がある・・・」

 

ということに気が付きました(発見)!!

 

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自粛解除後、はじめて外食しました。

はじめての外食がパンケーキ(笑)

 

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お食事パンケーキなんてあるんですね。

クレープ屋さんで働いていた時に、お食事クレープの存在にもびっくりしましたが、これが食べてみるとめっちゃおいしいんですよね。

甘じょっぱい食べ物もいいですね~。

 

こんな何気ないことを去年は当たり前のようにしていたのになあと、ちょっと感慨深くなりました。

 

出会える人がいて、いっしょに過ごすことが出来る。

ものすごい熱量でパワーになりますよね。

 

勿論、会えない時間も自分を高めて向き合える良い時間になりますが、人と接触できる喜びは、わたしの中で掛け替えのないものだと感じました。

 

また、がんばっていきたいなあ。

 

 

IZUMI

髪を切りました☆

おはようございます(*^^*)
いずみです。

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本格的に仕事が始まり慌ただしく日々が過ぎていきます。
ブログも書こう書こうと思いつつ…

マイペースにいきますね☆

ところで、この度、長かった髪をバッサリと切りました!
涼しくなるかと思いましたが、サイドの髪が微妙な長さであまり短くなった気がしませんが、周りからは「切ったねー!」と、驚かれます。

また、伸ばしていくんですけどね(笑)
久しぶりにショートです。


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今夜は闇色鍵盤さんの公演があります!
久しぶりのイカロスで今からドキドキワクワクです。
楽しみだなあ♪



IZUMI

共感力

こんばんは、いずみです。

 

唐突ですが、わたし自身の演劇スタイルと言うか、役作りについて、最近ふと考える瞬間があったのですが・・・

わたしの強みは共感力なのかもしれないなと思いました。

ただし、私の場合、日常生活ではまったくもって、役に立たない共感力なのですけどね・・・

 

『共感』と、言うと、相手の気持ちに思いを寄せる、寄り添う、知ろうとする、わかろうとするものだと思うのですが・・・

 

そうです、いわゆる、わかりやすく言えば「それ!わかる~!」というやつです。

女子特有と言うか、女性はそういう、相手に同調する力は基本的に強いのかなと思うのですが・・・

 

日常生活において、わたしはどなたかの心に強く、深く、寄り添う、寄り添ったという経験がありません。

いつも、そうであればいいなとは願っていました。

いつも、わかりたい、知りたい、傍に居たいと、思う気持ちはあっても何かが出来たという実感はありません。

どちらかと言うと、わたしは人の気持ちと言うものがよくわからない、鈍感な人間であると自分では思っています。


でも、相手と共に笑ったり楽しんだり、怒ったり泣いたりも共感ですね。

相手と同じ気持ちを共有すると言う意味ではそうか。

ただ、相手の言葉に耳を傾けるとき、わたしは本当にただそこに居るだけになってしまう。

 

うーん・・・まあ、わたしは人の気持ちがわかります!人の気持ちにいつも寄り添ってます!って、自信満々に答えられる方は極々少数派だとは思うのですが・・・

 

あ、すみません、話がどんどん逸れていく(^^;)

 

子どものころから、絵本や物語が好きで、お話の世界に浸る・・という時間が大好きでした。

映画やアニメ、ドラマ、舞台を観ると、登場人物一人一人の気持ちにぐぐーっと引き込まれ、あたかも自分も同じ経験をしたみたいな、そう、疑似体験や追体験のような感覚になることもあります。

多かれ少なかれどなたもそれに近い経験はあると思います。

 

勿論、なんでもかんでもと言うわけではないですし、そんな風に物語の世界に、その登場人物の感情に引き寄せることが出来る作者の文章や絵、役者、演出、の力が大きいのだと思います。

気が付いたら引き込まれていた!ということもよくあります。

 

わたしの役作りはそれに近いかなと、なんとなく思いました。

自分の役柄にいかに入り込めるか。

その役の感情の奥の奥まで知って、心身ともに深く浸り、共感できた時、その役を掴めるのかもしれません。

それこそ、もうひとつの人生のように感じるのはそういうことかもしれないなあ、なんて思いました。

 

いつか、わたしを見てくださった方が、気が付いたら物語に引き込まれていたり、わたしを通して役の気持ちに深く浸れるような、そんな役者になりたいです。

 

 

IZUMI