こんばんは、いずみです。
2019年11月24日(日)、無事に【幻想狂詩曲~イリュージョン・ラプソディー~】は開幕ました。
マジックと生演奏とお芝居をミックスさせた新しいスタイルのショー。
あまりに大掛かりなプロジェクトでどうなることかと思いはしましたが、おかげさまで本当にたくさんのお客様に来ていただき、盛況のうちに幕を閉じました。
14時と17時30分の2回の公演でしたが、どちらも、終わったあとで帰りゆくお客様たちがにこやかで楽しかったとこたえてくださったので、ホッとすると同時に心の底から嬉しくなりました。
・・・
わあ、色々と書きたいことがあるのに、何から書いたらいいのかわかりません(笑)
わたしは、もともと、Tomazさんに声を掛けていただき、マジックアシスタントとして参加させていただいていました。
初めて【イカロスの森】でマジックショーを打った時は、本番ギリギリ・・・と言うか、幕が開くまで全貌がわからず、実際のショーの最中に「ほほう!こうなるのか!!」と、びっくりするという・・・
でも、この時の経験のお陰で、手順をしっかりと確認することと、優先順位を自分の中で決める大切さを学びました。
初めてのマジックアシスタントで、絶対に失敗は許されないと気負いに気負っていた時、Tomazさんからのアドバイスで、
「僕は、いつもマジックをする時に何が一番重要で、これだけは外せないものを決めてます。そうすることで、いくつかある手順の中で、これはもしもうまくいかなくても大丈夫というものがわかって、余裕や、うまくいかなかったときに焦らないようにしています」
というようなことを言っていただき、すーっと気持ちが軽くなったことを覚えています。
ひとつ、ひとつ、丁寧に確認しながら落ち着いて進める。
簡単なようでいて難しいですが、頭の中で反芻して、いいイメージを作り、大丈夫と思えるようになりたいと思いました。
そして、今回も、その気持ちは持っていたのですが、正直、やることが多すぎて、大分空回った部分もありました。
なんせ、ただ、マジックをするだけでなく、お芝居を通してその中で行われるものが多く、加えて、そこに音楽が入ってくる・・・
贅沢だけど、やることがいっぱい!!
きっかけやタイミングを合わせることにとても苦労しました。
全てをまとめあげたミナトノヨーコさんは本当に大変だったと思います。
そして、勿論、主催であったTomazさんも、ああでもない、こうでもないと色々と思考が巡っていたことと思います。
マジックと演奏とお芝居を本番と同じように練習することは皆無に等しく、24日の朝にゲネ(本番と同じように行うリハーサルのこと)を打って、やっと全貌が掴めました。
そこから、再び生まれてくるきっかけ合わせや、こうしたほうがいいという最善策。
それは、最終公演である17:30の舞台まで続きました。
最後の最後まで、納得いくものが出来たかと言うと、全員が必ずしもそうではないだろうし、私自身も、もっとできたことがあっただろうと思っています。
表情の作り方や動作、指先の使い方や目線の送り方、声の抑揚、呼吸の仕方・・・
でも、あの時の自分に出来る最高のものを出せたと思ってます。
願わくば、是非、こんなショーがまた打てたらと思います。
そこに、自分がいることが出来ますように。
体作りは続けていかなくてはですね。
今回はこのへんで・・・
【幻想狂詩曲】の中の自分自身のことや、いっしょだったメンバーについて語りたいことは山ほどあるので、冷めてしまう前に書いていきたいと思います。
今回、ご一緒出来た皆様、お越しくださった皆様、本当に素敵な時間をいっしょに過ごしてくださってありがとうございました!!
どうか、また、お目にかかることが出来ますように。
IZUMI